偽威議員 プロローグ
偽威議員
二世でなかったら政治家になっただろうか?
概略
運命の悪戯で、望まずして片親が世襲政治家だと知ったアフリカ系日本人、加賀大和、遠い昔、朝鮮から帰化した赤城武蔵、二人は首相、長男の策略で高校を退学させられる。
刑事事件を免れるため、ある条件を呑んで日本を離れた。
13年後、武蔵はサチがサナトリウムに入院していると大和から聞いた。
幼い頃から二人は将来一緒になるつもりでいた。
サチは首相、長男の妻となり、心に深い傷を負って離婚していた。
大和と武蔵は長男を許せなかった。
プロローグ
1:ワイキキ
2:武蔵
3:参議院選挙
4:カラオケ
5:衆議院議員
6:出生の秘密
7:小安首相
8:退学
9:倉本サチ
10:大和と武蔵
11:DVダメステック・バイオレンス
12:サチと武蔵
13:やけど
14:リストカット
15:再生
16:対決
17:前へ
エピローグ
登場人物
加賀大和:加賀三郎代議士の息子
ファニー:大和の母親
赤城武蔵:大和の友人
倉本サチ:武蔵の恋人、穣二の前妻
小安穣二:首相の息子、秘書。
岸本忠雄:加賀家、代々の秘書
岸本明子:岸本の娘、秘書
土方彦左衛門:後援会会長
小安宗徳:首相.凡凡党総裁
正大党:正大教お抱え政党
主民党:野党第一党
大沢十郎:主民党、党首
会社党:野党第一党(昔)
キャサリン・ウォーカー:ファニーとそっくりシュープリームスの一員
文中、
人種差別用語が出てきます。
差別、誹謗、中傷、蔑視、等を意図していません。
アフリカ系日本人=黒人
韓国(朝鮮)系日本人=在日
の意味です。
全てフィクションです。
プロローグ
「岸本さん、加賀先生の跡継ぎは誰かいませんか?
戦前の立憲民政党代議士、曾祖父、加賀一郎先生に申し訳ないだろう。
伯父の加賀年男様は自治大臣、祖父の加賀二郎様は大蔵大臣、父君の加賀三郎様は外務大臣の要職を勤められた。
こんな由緒ある代議士の家系を簡単に潰せますか?
地盤、看板、鞄があるのに候補者がいないなんて、ほんと情けない。
これまで地盤維持するのに膨大な金を冠婚葬祭費に使ってきたのにみんなゴミ箱行きになる。
何とかならんのかね。岸本さん?
先生様方が可哀相で」
「ごもっともでございます」
「以前、ある女性候補が言っただろう。
“父の気持ちを眠らせておくわけには行かないと重い決意しました”これで有権者はころりだ。
それに“弔い合戦”の旗を掲げれば、どんな”トウヘンボク“でも当選だ」
「ごもっともで」
「地盤を他人に渡すなんて、、。
縁もゆかりもないのが選ばれたらこれまで金、人脈をかけて作り上げてきた構造、、すべて壊れる。
遺産が無くなる。
建築業の安部組、赤城組には死活問題だ。
秘書じゃあ駄目だ。
この由緒ある加賀家を継ぐお方は、、お世継ぎだ!
お世継ぎでなければ。
加賀家は日本200世襲家元に入っている由緒ある家系だ。
阿部家、塩崎家、世耕家、大野家、小安家、鳩山家、青木家、石原家、小沢家、逢沢家、橋本家、島村家、宮下家、渡辺家、南条家、どうです、、素晴らしい名前だ。
この御立派な世襲一家の仲間入りを堂々としている。
この家系を絶やすことは絶対にできない。
簡単に加賀家は生まれていない。
血、汗、金、人脈、、どのくらいの年月が経っていると思っているのかね。
馬鹿でもいい、現に上の200家の中にも一杯いらっしゃる。
皆様、家系を絶やさないために出た。
当選すれば遊べる。
勉強はぼちぼちやればいい。
皆、お仲間だ。
何かあれば、お仲間の2世のお世継ぎ様達が助けてくれる。
もう家族、親戚も同然だ。
こんな楽な仕事は無いのに、、、。
将来、国会は殆ど世襲議員になる。
牛耳れるんだ。
世襲じゃあないのは陣笠(政党、派閥第一主義、何もしない、業界、団体お抱え代議士)になる運命だ。
そういう構想で2世様はがんばっておられる。
だからこそ、子どもが、、血の繋がったお世継ぎが必要なのだ。そうだろうが、岸本さん?」
「はい、、土方様、ごもっともなお言葉でございます」
「あれだけ女性問題が多いお人だった。
いないのか一人も?」
「はい、先生はご多分に漏れず、金髪女性がお好きで世界中に5人のお子様がいらっしゃいます。
ですが、残念ながら皆様、女性で、お一人だけが未婚でございましたが去年、国籍を米国籍にされたようで、、日本で出馬できる道が閉ざされました」
「その女性も金髪だったのか?」
「はい、そうでございます。
私、可能性があるのではと、お目にかかりました。
お美しい方でございました」
「残念だな、、それは、あ?
金髪の代議士、弔い合戦、、泣かせるじゃあないか。
当選決まってたのにな。
他には、、誰もいないのか、、」
「それが、、、もう一人いらっしゃいます、、」
「何!いるのか!」
「はい、、ハワイ外遊中に、、そのお子様を、と父から聞いております。
その女性の方はもうお亡くなりになったと聞いていますが」
「ハワイ外遊中?
また、先生はとんでもない御仁だな。
男か?」
「はい、」
「年は?」
「30にはなっていないかと」
「何をしていたんだ今まで!
又、国籍か?」
「いえ、国籍は2重国籍で、日本と米国のを持っていますので問題はございません」
「何をやってる!
選挙は来年だぞ、急いで当たってみろ!」
「はい、既に接触はしたのですが、、
いえ、、遠目で見ただけでございますが、、」
「遠目に見た!
岸本さん、あなたは何年秘書をやっているんだ。
あなたのお家も世襲秘書一家だ。
分るでしょう?
え、由緒ある200世襲家元から加賀家が消滅するのですよ。
それでいいのですか?
それとも、先生は認知していないのか?」
「いえ、認知されています。
非嫡出子でございます、、」
「何をもぐもぐと!
何で連れてこなかったのだ!」
「それがでございますね、、、肌の色に、、、問題がございまして」
「どういう意味だ」
「はあ、黒人の方でこざいます」
「、、、そうなの?、、」
「はあ、、と思いまして私の一存では、」
「そうか、、、」
「金髪の女性が好きな先生が又、黒人と?」
「はあ、それは、、私にも、、、」
二世でなかったら政治家になっただろうか?
概略
運命の悪戯で、望まずして片親が世襲政治家だと知ったアフリカ系日本人、加賀大和、遠い昔、朝鮮から帰化した赤城武蔵、二人は首相、長男の策略で高校を退学させられる。
刑事事件を免れるため、ある条件を呑んで日本を離れた。
13年後、武蔵はサチがサナトリウムに入院していると大和から聞いた。
幼い頃から二人は将来一緒になるつもりでいた。
サチは首相、長男の妻となり、心に深い傷を負って離婚していた。
大和と武蔵は長男を許せなかった。
プロローグ
1:ワイキキ
2:武蔵
3:参議院選挙
4:カラオケ
5:衆議院議員
6:出生の秘密
7:小安首相
8:退学
9:倉本サチ
10:大和と武蔵
11:DVダメステック・バイオレンス
12:サチと武蔵
13:やけど
14:リストカット
15:再生
16:対決
17:前へ
エピローグ
登場人物
加賀大和:加賀三郎代議士の息子
ファニー:大和の母親
赤城武蔵:大和の友人
倉本サチ:武蔵の恋人、穣二の前妻
小安穣二:首相の息子、秘書。
岸本忠雄:加賀家、代々の秘書
岸本明子:岸本の娘、秘書
土方彦左衛門:後援会会長
小安宗徳:首相.凡凡党総裁
正大党:正大教お抱え政党
主民党:野党第一党
大沢十郎:主民党、党首
会社党:野党第一党(昔)
キャサリン・ウォーカー:ファニーとそっくりシュープリームスの一員
文中、
人種差別用語が出てきます。
差別、誹謗、中傷、蔑視、等を意図していません。
アフリカ系日本人=黒人
韓国(朝鮮)系日本人=在日
の意味です。
全てフィクションです。
プロローグ
「岸本さん、加賀先生の跡継ぎは誰かいませんか?
戦前の立憲民政党代議士、曾祖父、加賀一郎先生に申し訳ないだろう。
伯父の加賀年男様は自治大臣、祖父の加賀二郎様は大蔵大臣、父君の加賀三郎様は外務大臣の要職を勤められた。
こんな由緒ある代議士の家系を簡単に潰せますか?
地盤、看板、鞄があるのに候補者がいないなんて、ほんと情けない。
これまで地盤維持するのに膨大な金を冠婚葬祭費に使ってきたのにみんなゴミ箱行きになる。
何とかならんのかね。岸本さん?
先生様方が可哀相で」
「ごもっともでございます」
「以前、ある女性候補が言っただろう。
“父の気持ちを眠らせておくわけには行かないと重い決意しました”これで有権者はころりだ。
それに“弔い合戦”の旗を掲げれば、どんな”トウヘンボク“でも当選だ」
「ごもっともで」
「地盤を他人に渡すなんて、、。
縁もゆかりもないのが選ばれたらこれまで金、人脈をかけて作り上げてきた構造、、すべて壊れる。
遺産が無くなる。
建築業の安部組、赤城組には死活問題だ。
秘書じゃあ駄目だ。
この由緒ある加賀家を継ぐお方は、、お世継ぎだ!
お世継ぎでなければ。
加賀家は日本200世襲家元に入っている由緒ある家系だ。
阿部家、塩崎家、世耕家、大野家、小安家、鳩山家、青木家、石原家、小沢家、逢沢家、橋本家、島村家、宮下家、渡辺家、南条家、どうです、、素晴らしい名前だ。
この御立派な世襲一家の仲間入りを堂々としている。
この家系を絶やすことは絶対にできない。
簡単に加賀家は生まれていない。
血、汗、金、人脈、、どのくらいの年月が経っていると思っているのかね。
馬鹿でもいい、現に上の200家の中にも一杯いらっしゃる。
皆様、家系を絶やさないために出た。
当選すれば遊べる。
勉強はぼちぼちやればいい。
皆、お仲間だ。
何かあれば、お仲間の2世のお世継ぎ様達が助けてくれる。
もう家族、親戚も同然だ。
こんな楽な仕事は無いのに、、、。
将来、国会は殆ど世襲議員になる。
牛耳れるんだ。
世襲じゃあないのは陣笠(政党、派閥第一主義、何もしない、業界、団体お抱え代議士)になる運命だ。
そういう構想で2世様はがんばっておられる。
だからこそ、子どもが、、血の繋がったお世継ぎが必要なのだ。そうだろうが、岸本さん?」
「はい、、土方様、ごもっともなお言葉でございます」
「あれだけ女性問題が多いお人だった。
いないのか一人も?」
「はい、先生はご多分に漏れず、金髪女性がお好きで世界中に5人のお子様がいらっしゃいます。
ですが、残念ながら皆様、女性で、お一人だけが未婚でございましたが去年、国籍を米国籍にされたようで、、日本で出馬できる道が閉ざされました」
「その女性も金髪だったのか?」
「はい、そうでございます。
私、可能性があるのではと、お目にかかりました。
お美しい方でございました」
「残念だな、、それは、あ?
金髪の代議士、弔い合戦、、泣かせるじゃあないか。
当選決まってたのにな。
他には、、誰もいないのか、、」
「それが、、、もう一人いらっしゃいます、、」
「何!いるのか!」
「はい、、ハワイ外遊中に、、そのお子様を、と父から聞いております。
その女性の方はもうお亡くなりになったと聞いていますが」
「ハワイ外遊中?
また、先生はとんでもない御仁だな。
男か?」
「はい、」
「年は?」
「30にはなっていないかと」
「何をしていたんだ今まで!
又、国籍か?」
「いえ、国籍は2重国籍で、日本と米国のを持っていますので問題はございません」
「何をやってる!
選挙は来年だぞ、急いで当たってみろ!」
「はい、既に接触はしたのですが、、
いえ、、遠目で見ただけでございますが、、」
「遠目に見た!
岸本さん、あなたは何年秘書をやっているんだ。
あなたのお家も世襲秘書一家だ。
分るでしょう?
え、由緒ある200世襲家元から加賀家が消滅するのですよ。
それでいいのですか?
それとも、先生は認知していないのか?」
「いえ、認知されています。
非嫡出子でございます、、」
「何をもぐもぐと!
何で連れてこなかったのだ!」
「それがでございますね、、、肌の色に、、、問題がございまして」
「どういう意味だ」
「はあ、黒人の方でこざいます」
「、、、そうなの?、、」
「はあ、、と思いまして私の一存では、」
「そうか、、、」
「金髪の女性が好きな先生が又、黒人と?」
「はあ、それは、、私にも、、、」
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