with a little help from Stranger


53:連鎖


「マイケル、待ってたわ」
「花子さん、遅くなってごめんなさい。誰か、今、、電話には誰が?、GO、徹ではなかったように、、僕が知っている?あのTシャツ、、携帯、ipodをもったキリスト、モハメッド、シッダルサの、、KISSという名でした?」
「違うわ。GOの友達よ。マイケル、切らないで待ってて」

花子さんが俺を見た、話してみる、と。
躊躇した、逃げられたら元の木阿弥だ。いきなり首根っこを捕まえたほうが確実だ。でも、話なさいと、、受話器が俺めがけて、両横に彼女の目、仁王立ちしている。逆らえなかった。

「俺だ、お前にコケにされ続けた山岡だ」
「、、、、、、、、」
「どうした、静かだな。円盤故障でこの天体に不時着した身寄りの無い宇宙人のようだったが」
「宇宙人、、あなたが変なことを、、豆腐を枕にして寝てる、生き方がだらしない、と。僕は一生懸命に生きている、なのに」
「その調子だ。叫べ、喚け、さあ、言えよ、僕がどんなに苦しんだのか分からない、とお前の好きな言葉だろうが」

手が、いきなり俺の額を、やさしく撫でた。俺の顔を覗き込んで、ひどくまごついた、、こんなことされたことが。
叱られる、あやされる、、こんな感じ、、いい歳して、悦に、脳天から噴煙が、、気恥ずかしかった。徹はこんな俺を見て含み笑いをしてるに、、ちがった、、脳天から噴火していた。何だ、この餓鬼は一緒に喜んで、、さっきは悲しそうな 、俺の中お見通しってことか。

言葉が出ていた。

「悪かった、怒らして」
「あなたが、、滑稽ですね。マフィアのあなたが謝るなんて、、無縁な人だと」
「そう責めなさんな。赤子のようになりたい時があんだろうが、、まっさらな宙でふわりふわり漂いたいような、大笑いしながらよ、、マシュマロ、、それだ、包まれてな」
「あなたはやはりマザコン、、お母さんに抱かれている姿だ」
「何だと、もう一度言ってみろ」
「僕とあなたはいつもいがみ合ってばかり、しかも数日前に会ったばか、、、違いましたね。会ってませんでした。でも僕はあなたを以前から知っているような、、なぜだと思います、、、止めましょう。こんなこと言っても今の僕の状況が変わるわけじゃない。あなたのお母さんの情報はあげます。もう僕には不要のものになりましたから」
「不要?魂胆は何だった?」
「あなたを利用するつもりでした、あることに、、もうどうでもいいことですが。あなたのお母さんに関して短いですが書類があるのでご自分で判断してください。太鼓と一緒にこれから持っていきます」
「素直じゃないか、今日は。ちょっと待て、花子さんに代わる」

「マイケル、今どこにいるの?」
「知人の所です」
「パーカッションやっている友人のミュージシャン?」
「違います」
「ここに知り合いがいたのね?」
「昨夜初めて会った人です」
「そう、、、、そこは遠いの?」
「近いです。歩いて20分程ですか、、太鼓持ってるからキャブで、10分で行きます」
「そこに私達が行けない?FBIが昨日ここに、あなたを探しているわ。ここもマークされている可能性があるわ」
「FBI?僕を?」
「ええ、入国の時ここの住所を書いたでしょう?」
「はい、ごめんなさい。迷惑を、」
「マイケル、今ならまだ力になれそうな気がする。何をしようとしているのか教えてくれない」
「、、、、、、、、、、、」
「私達がそちらに行ったら都合が悪い?」
「いえ、僕一人ですから、、GOと山岡さんを知っていました」
「誰?その、初めて会った人が二人を?」
「娘の友人だと言ってました。僕が幼馴染に似ている、、それだけでここに、この部屋を使いなさいと。正直、どんな人か、、名前はジョセフ・メンゲレ、あの有名なナチ医者とおなじですよ。彼自身、ドイツ移民で幼馴染はユダヤ人だったそうです。僕がユダヤ人に似ているなんて、、頭にきました。シオニストめ」
「マイケル!その知人がジョセフ・メンゲレと言ったの!]

2009.04.12 


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