31:With a little help. ルドウィック
with a little help from Stranger
物語が意図していたものと違ってきているような、、始めからないくせに生意気なことを。BLOG波でサーフィンしながらこのまま進みます。愛、自己犠牲を描ければ、、
31:ルドウィック
トレードセンターのテロ、、僕と同じ境遇じゃあないか。
おかしい、GOが驚いた表情、でもない、、少し納得顔で適度にびっくりしている。小僧が何かを知っていると薄々感じていたんだな、、徹は僕がテロリストだと、、だからトレードセンターのことを。
キャナルストリートのど真ん中で三人、突っ立ってにらめっこをしている。通行人がどなっては通り過ぎていく。
携帯が、GOのだった。
“今夜はお釈迦になった。用が出来た”
「そうか、又、日を改めてな」
“ピコのことは知ってるか?”
「ピコ、、彼女がどうした?」
“結婚したのは?”
「知っている」
“離婚したのは?”
「、、知らない」
“これから親父と会う。ファミリー内の事だからこれ以上は言えんが”
「メンゲレ、ジョセフ・メンゲレ?」
“一緒に住んでいるそうだぞ”
「、、、、、、」
“彼女に何か伝えたいことは?”
「、、、、ない、、鉄二」
“分かった。GO、明日、連絡する”
離婚していた、、
僕達の視線を感じたのかGOが先を促した。
「行こう」
どこに行くんだ、GO、あんたは?なんて顔だ。恋煩いで頭がはちきれそう、素っ裸で飛び出したい。なのにシャツのボタンがなかなか取れなくて、、ちぎれ!ちぎってしまえ、ボタンなんて、、早くしないと素っ裸で飛び出せなくなるぞ。
今の電話は鉄二と、、山岡かな、会う予定だったのが駄目になったって感じだ。
ピコ、、知ってる、、知らない、、それに、メンゲレ、ジョセフ・メンゲレ、ナチの大先生様じゃないか。面白い世界だ。馬鹿、又、関係ないことを考えている。でもこんな近くに山岡がいるなんて小説だ、いやそれ以上だ。何でもありさ、この世は。あの時、携帯さえ忘れなかったらお袋達と自動車爆弾で仲良く吹き飛べた。
“先は誰も分からない、でも数歩先は凡その検討はつく。あなたはそれがない。道が二つ、明るいのと暗い、闇の道。明るい方には行こうとしない、避けているのかな。闇のドアを開けた。でも、、その暗さにたじろいでいる”
花子さん、あなたの言葉は一ヶ所を除いて正しいです。数歩先の検討なんて到底無理、鼻歌が訪問してくるぐらい気分のいい朝、キッチンでコーヒーを淹れようとして漏れていたガスが爆発、すてきな秋空から人が降って来る、いつものより数ミリ長い履きなれない靴のお陰で階段から転げ落ちて頭が割れる。何でもありさ、花子さん。僕は“今のこの一瞬”しか信じませんよ。
いつのまにか路地裏のビル前にいた。
又、例の光だ、見たくない。何を考えているの、テロリストお兄ちゃん、僕はすべてお見通しさ、って感じなんだから。
そうではなかった。
何で七、八歳の子がこんな悲しい顔が、、何が見えんだ、徹、お前は何を見てんだ?
子猫を轢いて知らん振りしている人間か、道路で横たわっている子猫か。太鼓の中身を知っているならポリスに届けろ、徹、多くの人の命が助かるぞ。僕に気兼ねなんか、、気兼ねなんて、、
リトルイタリーのガンビーのファミリーレストランで用を済ませて、メンゲレはアップタウン、ウエストにある診療所に戻ろうか思案していた。山岡との待ち合わせ時間の7時まで一時間半近くあった。
運転手を先に帰して歩くことにした。ガンビーノファミリーと敵対関係にあるボナンノ・ファミリーの者と会うんだ。山岡を指名したのは、娘の学生時代の友人と会う、隠れ蓑が必要だった。
それにしても上手い場所を指定した。チャーリィ・パーカー(Charlie Parker・アルトサックス奏者)住居前、あんなとこでファミリーメンバーに出くわす気遣いはない。ピカソでもよかった、アヴェニューA、トンプキンソン公園に面したグロウサリー屋のビルに住んでいたと、昔ドンに聞いたことがある。
道路を隔てた通りを、子ども連れの二人の男が歩いていた。東洋系と肩に小さめのショルダーバッグをぶら下げた若者、その横顔はベルリンにいた頃の幼なじみだ。
磁石に吸い付けられたように彼等を追かけていた。
、、あ、信号、人混みで、、見失う。
三人がキャナルストリート裏道の建物に入って数分が過ぎた。
大きな太鼓を抱えてルドウィックが一人で出てきた。
どこか寂しげだ。
物語が意図していたものと違ってきているような、、始めからないくせに生意気なことを。BLOG波でサーフィンしながらこのまま進みます。愛、自己犠牲を描ければ、、
31:ルドウィック
トレードセンターのテロ、、僕と同じ境遇じゃあないか。
おかしい、GOが驚いた表情、でもない、、少し納得顔で適度にびっくりしている。小僧が何かを知っていると薄々感じていたんだな、、徹は僕がテロリストだと、、だからトレードセンターのことを。
キャナルストリートのど真ん中で三人、突っ立ってにらめっこをしている。通行人がどなっては通り過ぎていく。
携帯が、GOのだった。
“今夜はお釈迦になった。用が出来た”
「そうか、又、日を改めてな」
“ピコのことは知ってるか?”
「ピコ、、彼女がどうした?」
“結婚したのは?”
「知っている」
“離婚したのは?”
「、、知らない」
“これから親父と会う。ファミリー内の事だからこれ以上は言えんが”
「メンゲレ、ジョセフ・メンゲレ?」
“一緒に住んでいるそうだぞ”
「、、、、、、」
“彼女に何か伝えたいことは?”
「、、、、ない、、鉄二」
“分かった。GO、明日、連絡する”
離婚していた、、
僕達の視線を感じたのかGOが先を促した。
「行こう」
どこに行くんだ、GO、あんたは?なんて顔だ。恋煩いで頭がはちきれそう、素っ裸で飛び出したい。なのにシャツのボタンがなかなか取れなくて、、ちぎれ!ちぎってしまえ、ボタンなんて、、早くしないと素っ裸で飛び出せなくなるぞ。
今の電話は鉄二と、、山岡かな、会う予定だったのが駄目になったって感じだ。
ピコ、、知ってる、、知らない、、それに、メンゲレ、ジョセフ・メンゲレ、ナチの大先生様じゃないか。面白い世界だ。馬鹿、又、関係ないことを考えている。でもこんな近くに山岡がいるなんて小説だ、いやそれ以上だ。何でもありさ、この世は。あの時、携帯さえ忘れなかったらお袋達と自動車爆弾で仲良く吹き飛べた。
“先は誰も分からない、でも数歩先は凡その検討はつく。あなたはそれがない。道が二つ、明るいのと暗い、闇の道。明るい方には行こうとしない、避けているのかな。闇のドアを開けた。でも、、その暗さにたじろいでいる”
花子さん、あなたの言葉は一ヶ所を除いて正しいです。数歩先の検討なんて到底無理、鼻歌が訪問してくるぐらい気分のいい朝、キッチンでコーヒーを淹れようとして漏れていたガスが爆発、すてきな秋空から人が降って来る、いつものより数ミリ長い履きなれない靴のお陰で階段から転げ落ちて頭が割れる。何でもありさ、花子さん。僕は“今のこの一瞬”しか信じませんよ。
いつのまにか路地裏のビル前にいた。
又、例の光だ、見たくない。何を考えているの、テロリストお兄ちゃん、僕はすべてお見通しさ、って感じなんだから。
そうではなかった。
何で七、八歳の子がこんな悲しい顔が、、何が見えんだ、徹、お前は何を見てんだ?
子猫を轢いて知らん振りしている人間か、道路で横たわっている子猫か。太鼓の中身を知っているならポリスに届けろ、徹、多くの人の命が助かるぞ。僕に気兼ねなんか、、気兼ねなんて、、
リトルイタリーのガンビーのファミリーレストランで用を済ませて、メンゲレはアップタウン、ウエストにある診療所に戻ろうか思案していた。山岡との待ち合わせ時間の7時まで一時間半近くあった。
運転手を先に帰して歩くことにした。ガンビーノファミリーと敵対関係にあるボナンノ・ファミリーの者と会うんだ。山岡を指名したのは、娘の学生時代の友人と会う、隠れ蓑が必要だった。
それにしても上手い場所を指定した。チャーリィ・パーカー(Charlie Parker・アルトサックス奏者)住居前、あんなとこでファミリーメンバーに出くわす気遣いはない。ピカソでもよかった、アヴェニューA、トンプキンソン公園に面したグロウサリー屋のビルに住んでいたと、昔ドンに聞いたことがある。
道路を隔てた通りを、子ども連れの二人の男が歩いていた。東洋系と肩に小さめのショルダーバッグをぶら下げた若者、その横顔はベルリンにいた頃の幼なじみだ。
磁石に吸い付けられたように彼等を追かけていた。
、、あ、信号、人混みで、、見失う。
三人がキャナルストリート裏道の建物に入って数分が過ぎた。
大きな太鼓を抱えてルドウィックが一人で出てきた。
どこか寂しげだ。
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